WiMAXは津波に強かった!?
第6回「UQ WiMAXお客様の会」に参加させていただきました。野坂社長や渡辺CTOのプレゼンテーションを拝見し、おいしい昼食をいただき、社員の皆さんと楽しくディスカッションすることができました。帰る際にもらった団扇です。
東日本大震災では、UQ WiMAXの基地局のうち2000局がダウンしたそうです。しかし、普及が進み、1週間後にはダウンした基地局が40局まで減少しました。プレゼンテーションで、一例が紹介されました。基地局の多くは残念ながらバッテリーを積んでいませんので、地震や津波で停電すると基地局が止まってします。しかし、基地局は防水になっているため、津波によって水没しても、電気が回復すると、何事もなかったように基地局が復旧したそうです。
「wimax 基地局」のキーワードをGoogleで画像検索してみると、UQ WiMAXの基地局が非常に小さいことがわかります。小さいからこそ、防水にしやすい構造なのでしょう。
基地局がバッテリーを積んでいれば、何時間かはバッテリーの電力で稼働します。しかし、バッテリーが完全に放電してしまうと、そのあと電気が回復しても、完全に放電したバッテリーが悪さして基地局が稼働しない場合もあるそうです。東日本大震災では基地局にバッテリーを積んでいないことが幸いして、早く復旧できたのです。
一方で、計画停電を考えるとバッテリーで数時間稼働してほしいとも思います、完全に放電したバッテリーの問題は回避する方法があるでしょうから。渡辺CTOから聞いたところでは、バッテリーを積んだ基地局を現在整備しているとのことでした。
ともかく、災害に強い通信インフラであってほしいと願います。
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