D31HWをダイヤルアップで接続する
イーモバイルのD31HWだけではなく、日本通信のb-mobile 3GもドコモのF-09Aも、独自の接続ユーティリティーを使ってインターネットに接続する仕組みになっています。それらの接続ユーティリティーは送受信データ量を計測していますので、毎月の料金の目安になります。
しかし、Windowsが起動したときにそれらの接続ユーティリティーがスタートアップで起動することが鬱陶しく感じられます。そこで、接続ユーティリティーを使用せずにWindowsのダイヤルアップ接続を使用して、インターネットに接続するようにしました。
D31HWの場合、Macのダイヤルアップ接続の設定方法をイーモバイルが公開しています。そこを見ればダイヤルアップに必要な電話番号とアカウント名などがわかりますので、Windowsでも同様にダイヤルアップ接続が設定できます。
8月18日の記事に書いたのと同様に、また地下鉄千代田線に乗って新御茶ノ水から北千住までD31HWでインターネットに接続してみました。イーモバイルのサービスエリアであれば、すなわち電波が届いているときは、D31HWのLEDが青く光ります。
駅と駅との間では、言うまでもなく電波が届きませんから、LEDが赤く光ります。
電波が届かずD31HWのLEDが赤く光っている状態でも、その時間が短ければ、Windowsはインターネットに接続されていると認識しているようです。町屋から北千住までは結構時間がかかりますので、さすがにWindowsもインターネットに接続されていないと気がついたようです。画面右下にあるインターネットアクセスを示すインジケータに、黄色いマークが表示されました。町屋から北千住までの間を除いて、黄色いマークが表示されることはありませんでした。
千代田線は、ほとんどの駅がイーモバイルのサービスエリアになっています。駅に停車しているときにダイヤルアップで接続すれば、(駅と駅との間でインターネットにつながっていないことは言うまでもありませんが)Windowsは接続されていると認識していますので、再接続する操作はまったく必要ありません。たとえば電車が走っている間に短いメールを書いて、駅に着いたらそのメールを送信することができます。まるで携帯電話でiモードやi-modeやEZwebを利用しているような感じです。
しかし、千代田線以外の地下鉄はそれほどサービスエリアが整備されていないかもしれません。機会があれば、他の地下鉄でも試してみたいと思っています。
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