緊急地震速報機を6,980円で買う
大きな地震が起こった直後に初期微動を検知して(大きな揺れになる前に)警報で知らせる地震警報機が欲しいと思って2年前に探したときは、家庭用の警報機でも5~7万円という高価な価格でしたので、手が出ませんでした。
今年9月になって6,980円という低価格で緊急地震速報機が発売されましたので、いつものように飛びつきました。
価格が10分の1にまで下がった理由は、「他人のふんどしで相撲を取る」からです(あまり美しいない言葉を用いて申し訳ありません)。この速報機は、自分自身では初期微動を検知する機能を持っていません。その代わりに、FMの放送局から放送される緊急地震速報を自動受信して、警報を鳴らす仕組みになっています。詳しくは、発売元のホームページを参照してください。
地震計が地震を検知した後、気象庁からFM放送局を経て、この緊急地震速報機が動作するのですから、多少のタイムラグは避けられません。このタイムラグが大きいと考えるか、小さいと考えるかは人によって異なるでしょう。私は、何もせずに地震を迎えるより、タイムラグがあるにしても何秒かがあれば被害を小さくできる可能性があると考えます。
最近、「減災」という言葉をときどき見るようになりました。この言葉は、1995年の阪神大震災以降に生まれた概念のようです。こうした概念が社会全体に浸透し、大きな災害に対する備えが整備されることを願っています。
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