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2009年6月12日 (金)

IPアドレスをレジストリで

6/6のエントリーに書いたとおり、私は有線LANのIPアドレスを「自動設定」に設定したり「固定アドレス」に設定したり、接続先のLANによって使い分けています。

その都度、コントロールパネルを開き、次にネットワークと共有センターを開き…という操作が面倒くさいので、簡単に変更する方法がないだろうかと思っていました。

良い方法を思いつきました。レジストリをエクスポートするのです。

あらかじめ、有線LANのIPアドレスを固定アドレスを設定した状態にしておきます。IPアドレスやDNSやゲートウェイなどは、レジストリの下記のキーに保存されていますので、レジストリエディタで開きます。

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\Tcpip\Parameters\Interfaces

私が使っているdynabook SS RX2の場合、Interfacesというキーの下に4つのキーが存在しています。その4つの1つが、有線LANのインターフェイスです。それぞれのキーの下でIPAddressという名前を探し、そのデータがあらかじめ設定したIPアドレスになっているものを探します。そのキーが有線LANのインターフェイスを示しています。私のdynabook SS RX2の場合、有線LANは{64098C12-DCD4-447E-B362-C2B11B0E777C}です。キーを右クリックしてエクスポートし、たとえばFixedIPaddress.regというファイルに保存します。

S

同様に、有線LANのIPアドレスを「自動設定」に設定した状態でキーをエクスポートし、AutomaticallyConfiguredIPaddress.regというファイルに保存します。

このように2種類のREGファイルを用意しておくと、それぞれのファイルをダブルクリックするだけIPアドレスを変更することができます。簡単です。何よりもアドレスを間違えることがありません。

言うまでもない「お約束ごと」ですが、レジストリを誤って書き直してしまうと大きなトラブルを招く可能性があります。各自の責任の下で慎重に操作してください。

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